消滅の光輪 1

消滅の光輪〈1〉 (ハルキ文庫)

消滅の光輪〈1〉 (ハルキ文庫)

司政官シリーズの長編、泉鏡花文学賞
その惑星系の太陽は近い将来新星化することが確実だった。そこに新任司政官として着任したマセの任務は、新星化の情報を伏せたまま移住の準備をすること。しかしこの星では、司政官は実権力を持たない飾りとして扱われている。そこでマセは権威の回復をはかるが、連邦機関である開発営社はひそかに逃げ出そうとしているし、何も知らない住民は戸籍調査をしただけで反対デモに走る。
司政官、大変なお仕事です。