プレイングマネージャーでキャッチャー

先日来、気になっていたことがあった。野村の頃には考えたこともなかったが、今は気になってしかたがない。調べたり聞いたりしたがよくわからなかった。今日、読売さんの記事発見。

捕手兼務の古田監督、マウンドに何回行けるの?
 古田監督は試合中に何回、マウンドに行ける?
 ヤクルトの古田敦也捕手が選手兼任監督に就任したことで、ルール上の問題が浮上してきた。
 野球規則(8・06)は「監督またはコーチが1イニングに同一投手のところへ行ける回数は1回」と定めている。
 一方、セ・リーグのアグリーメント(規約)では「試合スピードアップに関する6球団申し合わせ事項」の中で「バッテリーの打ち合わせで捕手が(単独で)マウンドに行く回数を(1試合で)3回までとする」となっている。つまり、監督と捕手の立場で、マウンドに足を運べる回数が異なってしまうというわけだ。
 都内のセ・リーグ事務局に19日、男性ファンからの指摘が寄せられたことから、大越英雄事務局長がコミッショナー事務局を訪れ、対応を協議した。
 アグリーメントのスピードアップ事項は1990年代以降に改正された。野村克也氏(南海)や村山実氏(阪神)が兼任監督を務めていた時代には、起こりえなかった問題だ。
 野球規則とアグリーメントが相反する時は、アグリーメントが優先されるのが原則。コミッショナー事務局の丸山博規則委員は「アグリーメントの中に『古田特例』を作る必要があるのではないか」と話している。
(読売新聞 10月19日 http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20051019i416.htm)

特例というのはキャッチャーではなく監督として扱うということかな。または監督+キャッチャー。後のは1イニングに2回マウンドに行ける特例ってこと。ピッチャー交代の時にキャッチャーがマウンドに行くのはよくあることだが、古田に監督の制限を適用するなら、もう一度行くとピッチャー交代になってしまうのか。難しいぞ。