コニカミノルタとソニーがデジ一眼共同開発

コニカミノルタフォトイメージング株式会社(以下コニカミノルタ)とソニー株式会社(以下ソニー)は、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラを共同開発することで合意しました。今後、両社が有する関連技術やキーデバイスを生かして、「αマウントシステム」に準拠し、互換性を持つ、新たなデジタル一眼レフカメラの商品化を進めていきます。

コニカミノルタは、フィルムカメラ時代からαシリーズで培ってきたAF(自動焦点)技術、AE(自動露出)技術、一眼レフ特有のメカトロ技術や、1600万本に及ぶ交換レンズ資産を持ち、またカメラグランプリを受賞した「α-7DIGITAL」では、CCDシフト方式のボディ内蔵手ぶれ補正技術を初めて搭載するなど、新機能の創造にも積極的に取り組んでまいりました。

一方ソニーは、CCDやCMOSなどのイメージセンサー、画像処理技術、リチウムイオンバッテリーなど、デジタル映像機器に不可欠な主要技術・デバイスを有し、小型・軽量化を実現する設計、トータルデザインと高密度実装技術により、ビデオカメラ「ハンディカム」やデジタルスチルカメラ「サイバーショット」シリーズなどの先進的な商品を提案、デジタルイメージング市場を拡大してまいりました。

今後 両社は、それぞれの強みを生かして、魅力あるレンズ交換式デジタル一眼レフカメラを共同開発し、2004年で全世界約250万台、2005年には360万台以上まで拡大することが期待されるデジタル一眼レフカメラの市場において、積極的に事業を展開していきます。
(http://konicaminolta.jp/about/release/kmhd/2005/0719_01_01.html)

ミノルタ系列のカメラとレンズは当分安泰と思っていいのかな。
コニカミノルタの新しいズームレンズ群はタムロンソニータムロンの第二位の株主。かなり前から話が進んでいたのであろう。このグループ、かなり強力に見える。7D発表以後の新ズームレンズはのきなみタムロンになっているわけだが、普及レンズはタムロンから持ってきてコニカミノルタは高付加価値レンズに特化とか、コニカミノルタのレンズをタムロンブランドで他社マウント用として売るとか(反則?)、ソニーからαマウントのレンズが出るとか(ツァイス?)、αマウントのレンズがソニーのビデオカメラに付くとか… 思いつくの、レンズの話ばかりだ。
αレンズは今きわめて貧弱で寂しい。ロッコールとかヘキサーとかツァイスの名の付いたレンズが出てきてラインナップがにぎわうと楽しいだろうと思う。もちろん、名前だけのレンズじゃだめ。
ところで来年の新機種ってどのクラスになるんでしょうね。α-7 DIGITAL後継機か、α-3 DIGITALあたりか。ソニーブランドでも売るんだから高級機とは考えにくい。Sweet Digitalと似たようなものを売り出してもインパクトはない。もし生活防水がついていて生活防水のレンズと一緒に発売されたら買ってしまうかもしれません。Vectis-S DIGITALなんていかがでしょうか。1600万のレンズ資産が生かせないからだめだろうな。アダプターかませると手振れ補正が難しいだろうし。