平成3年5月2日、後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士、並びに、

学術レポートのようだが小説。芥川賞候補。架空の動物「ハネネズミ」の絶滅を語りながら「死」について考えさせる。と見せかけて、しかし、明寺博士が最後にとった行為の意味を考えると、これはきっとホラーなんだと思う。