調査でわかること

 高校生の3割は、1日2時間以上携帯電話を使っていることが30日、厚生労働省の全国家庭児童調査で分かった。
 小学5年から18歳未満の年代の生活環境や考え方を調べるもので、2004年12月に実施し、1069人から回答を得た。
 携帯電話の所有率は、小学5、6年で24%、中学生で48%、高校生で92%に上った。中学生以下を対象にした01年の同種調査では、小学4〜6年で9%、中学生で27%だった。高校生の43%は1日1時間以上携帯電話を使っており、このうち2時間以上も31%。中学生でも、11%が2時間以上だった。
 1日にテレビやビデオを見る時間は、「2時間以上3時間未満」が一番多く30%、次いで「3時間以上」が29%だった。
 困っている人に出会った時の対応では、電車やバスでお年寄りが立っていた時、「声をかけて席をゆずる」が全体の50%、「黙って席を立つ」も31%で、8割は席をゆずっていた。
 だが、「声をかけてゆずる」を年代別にみると、小学5、6年は56%なのに、中学生49%、高校生45%と、年齢が高くなるにつれ、消極的に。クラスでいじめを見つけた時の対応でも同様で、「止める」割合は、小学5、6年が25%なのに対し、中学生16%、高校生15%だった。
(読売新聞 6月30日 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060630i513.htm)

つっこみたいところがたくさんあるが、一箇所だけ。
困っている人に出会った時の対応では、電車やバスでお年寄りが立っていた時、「声をかけて席をゆずる」が全体の50%、「黙って席を立つ」も31%で、8割は席をゆずっていた。
よく見かけるのは残りの2割。