カメラグランプリ

2005年はα-7DIGITALだ!
今日アサヒカメラで確認しました。ネットにはまだ出てないようす。コニカミノルタのサイトでも未発表。受賞記念にとっととキャンペーンしてほしいものです。レンズを買うとキャッシュバックなんてキャンペーン希望。50mmマクロの後玉内側に入ったチリが写ってしまうもんで清掃か新型か悩んでるところだし、70-200SSMも欲しい。70-200SSMを使うととても気持ちいい。
70-200SSMはしかし、値引が多少大きくなったとしても、さらに土下座したとしても、あるいは寝転んでジタバタあばれたとしても、嫁が許すとは思えん。70-200SSMで前田真三のような写真を撮れば許してくれるかもしれないが、前田真三のような写真を撮っている自分というのはちょっと想像つかないのでダメだ。素晴らしい写真を撮りつつある前田真三の隣で、全く違う方向の変なオブジェや廃材に向かってB級カメラを構えている様子なら想像がつく。ついでにいうと、一期一会、そういう時に限ってレンズがカビ中古だったりxiだったりロシアンだったりするのである。それではA級カメラに評価の高い純正レンズを付けたらどうかというと、B級カメラにカビロシアンレンズを付けたのと大した違いがないのが大変悲しいところである。ちなみに、うちの嫁が「しんちゃん」と言ったら、前田真三氏のことである。うちの「しんちゃん」は、けしておしり出してぶりぶりはしない。と思う。

前田真三 丘の風景

前田真三 丘の風景

前田真三 里の風景

前田真三 里の風景

歴代のカメラグランプリはこのようになっています。

1984年 ニコンFA
1985年 ミノルタα-7000
1986年 キヤノンT90
1987年 キヤノンEOS650
1988年 KYOCERA SAMURAI
1989年 ニコンF4/F4S
1990年 キヤノンEOS10 クォーツデート
1991年 コンタックスRTSIII
1992年 ペンタックスZ-1 クォーツデート
1993年 キヤノンEOS5
1994年 ミノルタα-707si
1995年 コンタックスG1
1996年 ミノルタTC-1
1997年 ニコンF5
1998年 ペンタックス645N
1999年 ミノルタα-9
2000年 キヤノンEOS-1V
2001年 ミノルタα-7
2002年 キヤノンEOS-1D
2003年 キヤノンEOS-1Ds
2004年 ニコンD70
2005年 コニカミノルタα-7DIGITAL

(ここからつづき。表に出すのを忘れていた。というか作業中不覚にも寝てしまい、起きた時にはすっかり忘れていたのである。今5/21、会社で思い出して更新。)

α-7000、α-707si、α-7DIGITALと新品で買ってきたわけで、こうなると7と9もあわせてコンプリートしたいなあ。TC-1まで行けばフルコンプ。しかし今はコインのみにて生活しているのでちと厳しい。
ミノルタにとっては喜ばしいニュースではあるが、同じ日にこんな記事も。

 「クリスマス後の価格下落が想像以上だった」。コニカミノルタの本藤正則常務は12日の決算発表で力無く語った。04年度のデジカメを含む写真事業は87億円の営業赤字。赤字は2期連続で、05年度も赤字見通しだ。
 同社が主力とするコンパクト型デジカメは、年末商戦が終わったとたんに安売り競争が急加速、性能を向上させたにもかかわらず販売価格は平均10%下がった。利幅の高い一眼レフ型を同社が投入したのは昨年11月で、他社に約1年遅れた。

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 カメラ映像機器工業会(CIPA)によると、デジカメの国内出荷実績は04年854万台(前年比1.3%増)。05年見通しも同1.8%増の870万台と頭打ち状態。市場は新規開拓から買い替え需要に移った。普及率は5割を超え、消費者の目も肥えている。
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 コンパクト型でも特長のある商品は売れている。薄くて電池寿命が長い商品にこだわるカシオ計算機は、04年度のカメラ部門の営業利益率で5%を確保。本格参入が01年と出遅れた松下電器産業も、手ブレ対策機能を前面に押し出したことで、04年度の販売台数は3割増。全社の中でも収益源に育ちつつある。
(朝日新聞 http://www.asahi.com/business/update/0519/109.html)

ここで問題となっているのは主にコンパクト機市場だが、消費者はいったい何に対して目が肥えているのだろう。価格? にしては安いわけでもない大型量販店が市場で圧勝してる。写真のでき? 売れ筋のコンパクト機がクラスあるいは同価格帯で最高とは思えん。
大事なのは外部記憶装置としてのカメラ付き携帯に対してのアドバンテージじゃないか。カメラ付き携帯の欠点は、電池の持ちが悪い、起動が遅い、反応が鈍い、連写不能、非常にぶれやすいといったところで、外部記憶装置と考えれば、絵は解像度がある程度高くて見た目きれいであればよく、被写体の正確な色再現とか明暗部の記録性能などどうでもいい。
そういった割り切りの目だな。それから、イメージや流行をつかむ目。きっと。